ライフサイクルコストを抑える!長期的に得する家づくりのポイント
暮らしていくためには、光熱費などの「ランニングコスト」がかかりますよね。
では、新築における「ライフサイクルコスト」はご存じでしょうか?
今回は住まいのライフサイクルコストとは何か、そしてそれを抑えるための具体的な方法をご紹介します。
ライフサイクルコストとは?
ライフサイクルコスト(Life Cycle Cost)とは、生涯費用と呼ばれたり、LCCと略されることもあります。製品や設備、建物など導入から廃棄までの全期間にわたる、すべてのコストを合計したものです。
建物の場合、企画・設計から建設、運用を経て、修繕を行い、最後に解体されるまでに必要となるすべての費用になります。
ライフサイクルコストは、イニシャルコスト+ランニングコストからなります。
イニシャルコスト+ランニングコストとは?
ライフサイクルコストには「見える費用」と「見えにくい費用」が存在します。
イニシャルコスト
「見える費用」とは、建物や設備のライフサイクルの最初に発生する初期費用のことです。
このコストには、次の項目が含まれます。
1.土地取得費
住宅や建物を建てるために必要な土地を購入する費用です。土地の広さや立地、周辺環境によって価格が変動します。
2.建設費用
建物を建てるための費用で、設計料、施工費、建材費、労務費などが含まれます。住宅の規模や構造、仕様によって差が出ます。
3.設備設置費
電気、水道、空調、給排水設備など、建物内の生活や運営に必要な設備を設置する費用です。最新の省エネ設備を導入する場合は初期費用が高くなることもあります。
4.初期設計・許可申請費用
建物を建てるための設計料や、建築確認申請などの許認可取得にかかる費用です。専門家に依頼する場合の報酬も含まれます。
ランニングコスト
「見えにくい費用」とは、建物を使い続けるために必要なコストです。
ランニングコストは以下のような項目が挙げられます。
1.光熱費
日常的に使用する際にかかる電気、ガス、水道などの費用です。季節や使用状況によって変動します。
2.メンテナンス費用
建物や設備を良好な状態で維持するための定期的な点検・修理費用です。空調フィルター交換、屋根や外壁の補修、配管の点検などがあります。
3.保険料
火災保険や地震保険など、住宅や建物の損害やリスクに備えるために支払う費用です。建物の価値や地域の災害リスクに応じて金額が変わります。
4.税金
固定資産税など、建物や土地の所有に伴い毎年発生する税金です。不動産取得税や登録免許税など、建物の取得や取引に関連する税金も含まれます。
実際の家づくりでは、建築費などの「見える費用」に目がいきがちですが、「見えにくい費用」も含めてトータルで考えなければ、その家の真の「コストパフォーマンス」は測れません。
思わぬ出費に注意!ローコスト住宅の落とし穴

初期費用を抑えたローコスト住宅は、購入時の価格が魅力的ですが、長期的には思わぬ出費が発生することがあります。
安さだけで選ぶと、数年後の家計に大きな負担を与える可能性があります。
耐久性や施工品質の問題
安価な建材や簡易な施工は、早ければ数年で劣化が進むことがあります。外壁や屋根の傷みが早く、修繕費用が予想以上にかかることも少なくありません。
設備の寿命が短い
キッチンやバス、給湯器、エアコンなどの設備が安価な場合、故障や交換の頻度が高くなるリスクがあります。初期費用は低くても、長期的には高コストになる可能性があります。
断熱・気密性能の不足
ローコスト住宅では断熱材や窓の性能が低いことがあり、冷暖房費が高くなる場合があります。光熱費が積み重なると、数年で初期費用の差を上回ることもあります。
保証・アフターサービスが不十分
保証期間が短かったり、定期点検やメンテナンスサービスが限定的な場合、突発的な修理費用やトラブル対応に自己負担が増えるリスクがあります。
予防的メンテナンスが難しい
安価な建材や設備は、点検や小修繕を怠ると大規模リフォームが必要になる可能性が高まります。短期的には節約できても、長期的には逆に高くつくケースがあります。
ローコスト住宅は、購入時の価格が魅力的ですが、長期的なライフサイクルコストや安全性を考えると、注意が必要です。
事前に落とし穴を理解し、将来のコストやリスクを見越した家づくりをすることが大切です。
アイフルホームならライフサイクルコストを考えた家づくりをしています

住宅のメンテナンスコストには思わぬ落とし穴があります。しかし、設計段階や日常の管理を工夫することで、長期的な負担を大幅に軽減することが可能です。
アイフルホームの「ライフスタイルコスト」を考えた、家づくりの工夫をご紹介します。
耐久性の高い外壁塗料
アイフルホームでは、外壁に光触媒塗料によるコーティングを導入しています。
一般的な塗料は15年ごとに塗り替えが必要ですが、光触媒塗料なら20〜30年持つため、塗り替え回数を減らせます。
耐久性がある屋根材
アイフルホームの多くの屋根では、耐久性の高いガルバリウム鋼板を採用しています。
屋根材は15〜20年ごとに再塗装や補修が必要ですが、頑丈なガルバリウム鋼板なら30年間で1回のメンテナンスで済みます。
光触媒塗料やガルバリウム鋼板の屋根材を採用することで、30年で2回必要だったメンテナンスを1回に抑え、約150万円のコストを抑えられます。
高断熱・高気密
アイフルホームでは高断熱・高気密構造を採用。冷暖房効率を高め、光熱費の負担を軽減するだけではなく、結露が防ぎやすくなり、建物の劣化を抑えるため、長期的なメンテナンスコストの削減も可能です。
耐震等級3相当の住宅が標準
アイフルホームでは、消防署や警察署と同じ強度をもつ耐震等級3が標準。
さらに、繰り返しの地震から家を守るアイフルホームの「EVAS(イーバス)」を搭載。
地震の衝撃に強く、余震による劣化を防ぐことで、メンテナンスを抑えられます。
保証やアフターサービス
アイフルホームには4台保証制度に加え、最長20年間のアフターサービスがあります。
長期保証や点検サービスを活用すれば、予期せぬ修理費用を抑えることができます。設備交換や構造部分のトラブルは、保証があると大きな負担を回避できます。
メンテナンスコストは避けられませんが、事前の計画と選択次第で抑えることが可能です。落とし穴を理解したうえで、賢く家づくりを進めることが、長期的な経済的安定に直結します。
アイフルホームのライフサイクルコストを考えた家づくり

ライフサイクルコストを抑えた家づくりには、最初から「長期的な視点」を持つことが欠かせません。
アイフルホームでは、省エネ性能が高く、長期的なコストを抑える設計の家づくりをご提案しています。また、長期的なアフターサービスも充実しています。
まずは、お近くのモデルハウスへお気軽にお問い合わせください!


